sustainability
カーボンニュートラル
日本政府が「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、脱炭素社会の実現に向けて大きく舵を切る中、地球温暖化問題における企業の取り組みに対する社会からの要請はより一層高まっています。
私たちは、アルミニウム製造を通じた脱炭素社会の実現と地域の発展およびカーボンニュートラルに向けた技術の開発に取り組み、これからも持続的な社会の実現に挑戦してまいります。
IEA(国際エネルギー機関)の調査によると世界の空調機器の需要推定は16億台とされ、2050年には現在と比べて約3倍の50億台に増加することが予想されています。
空調機器の増加によって、より多くの人々が快適な生活を送ることが可能になる反面、機器の増加に比例して、電力需要も3倍に増加することが問題視されています。
輻射冷暖房シアーは従来の対流型のエアコンに比べて、エネルギー効率に優れているため、大幅なエネルギー削減が見込めます。
私たちは、シアーを次世代のスマートエネルギー冷暖房機と位置づけ、ハウスメーカーとのコラボレーションによるゼロエネルギー住宅の開発事業、ならびに、インフラ事業を展開する商社様を通じて国内外のスマートシティプロジェクトへチャレンジしています。
アルミニウムは①耐食性が良い②加工しやすい③価格が手ごろ④リサイクルが容易など、金属の中でも実用性が非常に高い優れた材料です。 しかしながら、新アルミニウム地金の精製プロセスにおいて電力エネルギーを多量に消費するため、決して環境にやさしいとは言い切れません。一方、リサイクル性の高いスクラップの再利用で消費電力を新地金に比べ97%削減することができます。 私たちは、新たな取組として、2025年度を目標に、パネルに使用する原材料の再生アルミへの転換に向けて積極的に取り組み、電力エネルギー削減を目指してまいります。
リデュース・リサイクル・リユース
シアーのパネル本体は100%アルミニウム製品です。
アルミニウムの耐久性は非常に高く、しっかりお手入れと面的を実施することによって半永久的にその製品を利用することができます。また、アルミニウム素材はリサイクル性も高いという利点があります。
シアーは自然に近い快適空間の創造のみならず、CO2削減やカーボンニュートラルなど地球環境問題の改善にも大きく寄与する冷暖房です。
SDGs
SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)とは2015年9月の国連サミットで採択された、人と地球の未来のために2030年までに解決すべき17の目標です。
国連は、この目標の達成を目指し、各国政府や企業、市民社会に対して、全世界的な行動を要請しています。特に企業に対しては課題解決を担う主体として大きな期待が寄せられています。
シアーは第三の冷暖房機として、環境保全や人々の豊かなくらしの実現など様々な分野で、SDG'sの目標に貢献してまいります。