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5月に入っても、寒暖の差がありますね。
この時期、我が家では基本的に冷房運転で温度調整を行っていますが、それでも肌寒い時は暖房運転に切り替えることもあります。
前回も書きましたが、輻射式冷暖房シアーの冷暖房切り替えはコントロールパネルのスイッチを押すだけなので簡単です。
冷暖房切り替えの判断はもちろん家族それぞれで判断しますが、猫を見て判断することもあります。
●家の中が熱いのかな?と思う時
比較的広い空間でくつろいでいる
土間でくつろいでいる(我が家の入り口はコンクリの土間になっていてひんやりします)
●家の中が寒いのかな?と思う時
猫が2階に来ることが増える
(吹き抜け部でシーリングファンを回していますがやはり暖気は2階に行きます)
冷暖房切り替えは基本人間の判断ですが、猫の行動を観察していると家の中の温度状況が分かることがあるんですね。
特に涼しい場所は人間より猫の方が敏感にキャッチしていると思います。
猫の平熱は38℃~39℃位。
人間の平熱よりちょっと高めですね。
全身が毛に覆われている猫、猫はどうやって体温調節をするか知っていますか?
よく見ると毛で覆われていない部分があります。
そう、「耳」です。
猫の耳をさわると、体とは少し温度が違うことに気がつくと思います。
ひんやりしていたり、逆に熱かったり。猫の耳には熱を放出する役割があります。
毛細血管がたくさん通っていて、暑い時は耳から熱を放出して体温をさげるようです。
体温調節する器官は他にもあります。
それは「肉球」です。
肉球は猫で唯一汗腺があって、汗をかく機能が備わっています。
汗をかくことで体温調節しているんですね。
他にも体温調節の方法があります。それは、「パンティング」「シバリング」「グルーミング」です。
パンティングとはあえぎ呼吸のことで、汗腺がほとんどない猫は汗をかくことができず、バンディングによって気化熱を放出して体温調節を行います。
シバリングとは体がブルブルする動きのことで、筋肉を細かく収縮させて体温を上昇させます。
グルーミング、毛づくろいをして、自分の唾液を体表から蒸発させ気化熱を利用して体温調節します。
今回は輻射式冷暖房の冷暖房運転切り替えを猫の体温調節について書きました。
輻射式冷暖房シアーは、対流型エアコンとは比較にならない位家の中の温度が均一ですが、それでも場所によって多少の温度差は出ます。
猫の様子を観察することで家の中の温度状況を見るのも、また楽しいものです。
次回も猫と輻射式冷暖房シアーについて実体験から得たことを綴ります。
第5回へ続く。