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株式会社マクニカ様が提携・技術支援を行っている、ベトナム社会主義共和国ダナン市と横浜市の都市間連携事業において、弊社の輻射パネル冷暖房が評価採用されました。2022年1月にダナン市にて開始された、輻射パネル冷暖房の実証実験についてご報告いたします。
ダナン市と横浜市は2013年に「持続可能な都市発展に向けた技術協力に関する覚書」を締結し、以後、都市間連携のもと、長期環境計画やスマートシティ開発などについて協議を行っており、低炭素・環境関連事業の実施にも取り組んでいます。
2020度から環境省支援による本都市間の連携事業を実施しており、ダナン市と横浜市の都市関連協定を基にダナン市のスマート化促進を図っています。
JCM案件形成調査(※1)では、再エネ(太陽光・蓄電池)と省エネ(輻射空調等)の組み合わせによるスマートエネルギーに関するダナン市側の知見の向上を促進しています。
ダナン市商工部(DOIT)が主催した、ENTECH2021では、省エネ再エネ技術を共有する会議と環境商品の展示会が行われ、弊社の輻射パネル冷暖房も展示されました。
※1 ダナン市省エネルギー業務JCM適用性調査令和2年度低炭素社会実現のための都市間連携事業委託業務横浜市とダナン市の都市間連携による脱炭素社会形成支援事業(環境10年計画策定支援および省エネルギー事業形成支援)
JCM案件形成調査の取り組みの一部として、2022年1月にダナン商工促進センター内事務所にて輻射パネル冷暖房の試験運用を開始しました。温度推移や消費電力などの計測、各種データ取得を計画しており、既存空調との省エネルギー効果を比較予定です。
現在は冬季のため、本格的な稼働状況ではありませんが、ダナン市ではこれから春に向けて暑くなっていくため、引きつづき試験運用を実施します。
「株式会社マクニカ」は、最先端のテクノロジーとインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス&ソリューションを提供する存在として社会・経済価値を創出し、未来社会の発展に貢献する企業です。
エネルギー事業では「再生可能エネルギーを有効且つ効率良く活用すると共に利便性の高いエネルギーとする」サービスの一環として、輻射パネル冷暖房を活用したスマートエネルギー化を提唱しています。
エネルギーを中心とした視点から、地球環境に良く、かつ住みやすいまちづくりを行うことで、価値の高い都市をつくり、住民(老若男女)・企業の誘致が進み、持続可能な経済成長が見込めるまちづくりのお手伝いをいたします。
イノベーション戦略事業本部 サーキュラーエコノミービジネス推進部
〒222-8561 神奈川県横浜市港北区新横浜1-6-3
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今後も引き続き、ベトナムダナン市における輻射パネル冷暖房の実証実験についてレポートしてまいります。
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