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【2023年最新】輻射式冷暖房のメンテナンス方法は?ランニングコストはどれくらい?|THEAR「シアー」

ブログ・コラム2023/09/05

輻射式冷暖房の日常メンテナンス

輻射式冷暖房はエアコンに比べるとメンテナンスが簡単ですが、室内の衛星を保つためには、エアコン同様いくつかの清掃作業をしなければならないので、必要な作業内容を見ていきましょう。ここではシアーを例に取って、どのようなメンテナンスが必要かを解説します。

 輻射式冷暖房のシステム構成

輻射式冷暖房は基本的に室内の輻射パネル、冷媒管、室外機によって構成されています。部屋の中にある輻射パネルと熱源機を冷媒管によって接続し、冷媒を循環させるだけのシンプルなシステムです。ヒートポンプを使用して熱源にし、加熱または冷却した水を循環させることによって冷暖房をおこなっています。

フィルターレスなので機械内部の清掃が不要

輻射式冷暖房はフィルターレスなのでメンテナンスが簡単です。エアコンのように風を送る仕組みではないので、フィルターを使用する必要がありません。そのため、フィルターや機械内部の清掃も交換も不要となり、衛生環境を保ちやすい設計になっています。

パネル表面の清掃

輻射式冷暖房は輻射間パネルの表面を清掃することが必要です。輻射式冷暖房では冷房による結露水を使用してパネルクリーニングができます。低い温度設定で冷房して結露水を発生させ、パネル上部ヘッダー部分からパネルの正面・裏面に「シアー専用・抗菌ナノクリーナー」を吹きかけます。5分~10分の時間を置いて再度スプレーするという作業を3回くらい繰り返し、柔らかい布などでほこりを取り除いたら清掃完了です。

ドレンパンの清掃

輻射式冷暖房ではドレンパンの清掃が必要になります。パネルを清掃する際にカバーを外してドレンパンにも「シアー専用・抗菌ナノクリーナー」を吹きかけて、柔らかい布などでほこりやゴミを取るだけです。パネル下配管の場合には配管との接合部にも吹きかけて、同様に拭き取るときれいになります。

輻射式冷暖房の定期メンテナンス

輻射式冷暖房は、施工店に依頼して定期的にメンテナンスしてもらうと快適に使い続けられます。ここでは利用者が自分で対応するのは難しい定期メンテナンスについて解説します。

循環水の交換頻度

輻射式冷暖房の循環水は半密閉回路にしているので劣化が起こりにくく、頻繁に交換する必要はありません。5~15年に一度の頻度で施工店に交換を依頼するのが目安です。輻射式冷暖房の配管ルートによって費用は異なりますが、2万円~5万円くらいで循環水を交換できます。

循環水の交換作業の様子

熱源機の交換頻度

熱源機(長府製作所製 AEYC-1044MHX)

輻射式冷暖房の熱源機に不具合が発生すると、冷暖房ができなくなります。製品期待寿命の実例では10年~30年で、設置してから当面は交換が必要ありません。メーカー保証は長府製作所を例に取ると1~5年になっています。取扱説明書または保証書に詳細が記載されているので、購入時に販売店確認しましょう。熱源機修理にかかる費用は1~5万円(交通費別途)が目安です。詳しくはシアーセールスサポートまでお問い合わせください。

配管の点検・交換

輻射式冷暖房の配管のメンテナンスはほとんど必要がありません。10~15年に一回くらいの頻度で点検をして、必要に応じて交換すれば問題ありません。JIS規格の配管部材では30~50年にわたって使用できます。配管の点検は2~3万円でおこなえます。

輻射式冷暖房のランニングコスト

輻射式冷暖房のランニングコストはメンテナンス費用と電気代です。メンテナンスにかかる費用が少ないので、比重が大きいのは電気代です。

輻射式冷暖房の電気代は?

輻射式冷暖房の電気代は使用環境によって違いがありますが、常時稼働させたとすると通常のエアコンに比べると10~30%くらい安くなります。送風のための動力コストがかからず、風による体感温度の変化もないので、快適な環境を少ない電気代で作り上げられます。

シアーの電気代については、過去のコラムに詳しく紹介していますのでご参照ください。

【2023年最新】安いの?高いの?気になる輻射式冷暖房の電気代について|THEAR「シアー」

https://thear.life/news/information/column/i20230724/

輻射式冷暖房のイニシャルコスト

輻射式冷暖房のイニシャルコストは、エアコンを設置するのに比べると2倍~3倍くらいかかります。3LDKの一戸建て住宅では250万円前後の費用がかかるのが一般的です。エアコンでは数台設置しても100万円くらいで済むため、イニシャルコストは高めです。ただ、輻射式冷暖房はランニングコストが低いので、長く使用しているとコストパフォーマンスが上がっていきます。

シアーの導入価格については、こちらのコラムでも詳しく紹介していますのでご参照ください。

輻射式冷暖房は「THEAR」がおすすめ

輻射式冷暖房を導入するならシアーがおすすめです。シアーは例として紹介したようにメンテナンスの負担が少なくて便利なシステムです。ここでは輻射式冷暖房の中でもシアーがおすすめのポイントを紹介します。

シアーとは?

シアーは、デザインと品質を両立させながらコンパクトな仕上がりに設計された輻射式冷暖房なのでおすすめです。輻射式冷暖房ではパネルサイズが大きくなると部屋を狭くしてしまうデメリットがあります。しかしシアーはスリム設計になっていてサイズバリエーションが35種類もあり、壁掛け可能なウォールマウントタイプと、衝立式のパーティションタイプなどの4種類のフォームがあるのが特徴です。カラーバリエーションも豊富で、どのような家にも適切にフィットする万能な仕上がりになっています。世界的にも評価が高く、アメリカやヨーロッパアジアなどの14ヵ国で利用されているグローバル基準の輻射式冷暖房です。

まずは輻射式冷暖房THEAR「シアー」を体感しよう

シアーはショールームのシアーストュディオで体験できます。輻射式冷暖房はエアコンほどに馴染み深いわけではありません。しかし、シアーの快適さはストュディオで実感してみると納得できるでしょう。シアーストュディオでは体感を通してシアーの魅力を感じ取れるだけでなく、メンテナンス方法についても詳しく紹介しています。使い勝手の良い輻射式冷暖房かどうかをぜひ全国のシアーストュディオでご確認ください。

著者紹介
藤原 淳之介

株式会社シアーコーポレーション 取締役副社長CEO

最高経営責任者およびマーケティング責任者として、経営・事業戦略を立案し実行しています。経営業務以外の分野では、製品ブランディングをはじめ、製品企画、開発設計、サプライチェーンマネジメントにいたるまで幅広く対応しています。本ブログでは、THEARの良さ,輻射式冷暖房の良さを伝えられる楽しいブログを書いていこうと思いますので温かく見守っていただけると嬉しいです。

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