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THEAR X-SERIESとは住宅用として開発された輻射式冷暖房パネルです。
2006年の発売以降、多くの建築物にご採用いただいている輻射パネル冷暖房「THEAR」は、今年で17周年を迎えることができました。これもひとえに、皆様のお力添えのおかげと、深く感謝しております。
私たちもまた、弛まぬ地道な開発努力を怠らず、「THEAR」は世界中で評価をいただける製品へと日々成長しています。発売当初は公共施設や大手企業等、企業向けの製品として発展してまいりましたが、2015年からは、住宅や商業施設向けの製品としても「THEAR」をご採用いただけるよう、本格的な参入を進めています。それに伴い、建築の専門家やマーケティングの専門家のアドバイスを参考に、「高性能・高品質・ハイデザイン」を兼ね揃える製品開発を行ってきました。
現在、輻射パネル冷暖房「THEAR」は第2世代へとレベルアップし、第2世代もまた2.2世代(ジェネレーション2.2)へとマイナーチェンジを行っている最中です。
今回は、
・FWシリーズ(フレームウォールマウント)
・NWシリーズ(ネイキッドウォールマウント)
・NWCシリーズ(カバー付ネイキッドウォールマウント)
・FPシリーズ(フレームパーティション)
・NPシリーズ(ネイキッドパーティション)
上記、5シリーズについてご案内させていただきます。
従来のツノ有りのパネルより、デザイン性を重視したフラットタイプパネルに変わりました。意匠性だけではなく、安全性も考慮した変更となります。
貫通型のドレンパンを使用する際に、樹脂製の防水コネクターを装着します。
耐水性が高まることで、経年劣化による結露水の漏れも防ぐことが可能となりました。
2022年モデルは、転倒防止金具を2つ追加装備することとなりました。
パネルが壁と一体化し、大地震の際にも耐えられる耐震強度を持ちます。
2022年6月1日出荷分~
NPシリーズの「NP」とは、Naked Partition(ネイキッドパーティション)の略です。
ネイキッドとは”むき出し”、パーティションとは”ついたて型”という意味があります。
業界最薄厚さ25mmのパネルを採用しているTHEARですが、NPシリーズはよりスタイリッシュなデザインであるパーティションタイプを採用しており、インテリアとして馴染む輻射パネル冷暖房です。
元々パーティションタイプのTHEARは、”特注品”として製造していたものでしたが、お客さまのご要望の声を多くいただき、2021年春より製品化に着手してまいりました。
しかし、”特注品”には、上部と下部の固定具の不安定さが見られ、製品化に向けての大きな課題となりました。
2022年に正式にリリースする「THEAR X-Series NP」は、上部の吊り下げブラケット部分と下部のアングル部分に転倒防止金具を装着し、不安定さを解消しました。
輻射パネル冷暖房「THEAR」は、今後も取扱店舗や工事業者のみなさまとの意見交換を行い、より良いものをお届けできるように努めていきます。
2022年秋のリリースを目処に、稼働試験を行っている最中です。
発売日が確定しましたら、改めてお伝えさせていただきます。
ネイキッドウォールマウントタイプのV型ドレンパン(NWシリーズ)
V型ドレンパンは、名前の通り、Vの字になっており、谷を意味するValleyからとりました。
塩化ビニル製のドレンパン本体を覆うようにアルミ製のカバーがついており、二重構造となっています。
二重構造にすることで、本体の取り外しが可能となり、簡単にお手入れすることができます。また、ドレンパンとカバーとの間に空気の層ができることで、ドレンパン本体の結露を防ぐことも可能となりました。
現在、2022年秋のリリースを目途に稼働試験を進めています。
発売日が確定次第、改めて情報を公開しますので今しばらくお待ちください。
■問い合わせ先
株式会社シアーコーポレーション セールスサポートチーム
112-0002 東京都文京区小石川1-4-12文京ガーデンザウエスト10階
support@thear.co.jp