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全国的に、今年(2022年)の梅雨明けはとても早かったですね。関東甲信の梅雨明け発表は6月27日(月)でしたが、各地とも平年より早い梅雨明けで、梅雨の期間は史上最短を更新しているそうです。そのせいもあってか、今年は、例年より早くから猛暑日が続いていますので、熱中症には十分注意しましょう。猛暑日が続くと、エアコンを「つけっぱなし」にする人も多いと思いますが、今回は、夏のエアコンの「つけっぱなし」は本当に省エネ!? をテーマにお話しします。エアコンを賢く便利に使いこなしましょう。
室内温度が常に涼しく保たれているため、当然ながら、暑さでの不快感を軽減させることができます。エアコンをつけっぱなしにする一番のメリットは、不快感を軽減できることではないでしょうか。真夏のとても暑い日、外出先から帰宅後にエアコンの電源を入れても、室内はすぐには冷えません。涼しく快適な温度になるまでは、不快な状態が続きます。暑さを我慢しなければならない状態は、体への負担がとても大きいです。
エアコンの電気代を節約したい! と思えば思うほど、エアコンの稼働時間に、敏感になってしまう方も多いのではないでしょうか。忙しい日々の中で、外出時に「エアコンの電源を消したかな?」と、消し忘れによるストレスを感じることもなくなるでしょう。
エアコンをつけっぱなしにしておけば、暑くて目が覚める心配がなく、快適な睡眠につながります。
▼夏の就寝時のエアコンの使用方法はこちら↓
【エアコンが苦手な方必見】寝るときに最適なエアコンの設定温度-夏の夜編 |THEAR | THEAR 輻射パネル冷暖房シアーインフォメーション
エアコンを常に稼働させていると、本体内部のフィルターが汚れやすく、こまめなメンテナンスが必要になります。また、エアコンの電源が切られている状態でないと、自動お掃除機能や内部洗浄といった、エアコンに搭載されている便利な機能も使用できません。メンテナンスをおろそかにしてしまうと、他にもさまざまな問題が起きてしまいます。
▼メンテナンス問題に関する記事「風邪に似た症状の原因はエアコン内部のカビ?」は以下をご確認ください。
【エアコンが苦手な方必見】寝るときに最適なエアコンの設定温度-夏の夜編 |THEAR | THEAR 輻射パネル冷暖房シアーインフォメーション
エアコンを常に稼働させていると、当然ながら電気代が発生しつづけます。
室内の空気が乾燥しやすくなるため、喉の痛みや肌の乾燥など、さまざまな体調不良が起こり、冷房病の原因になってしまいます。
▼冷房病については以下の記事をご確認ください。
冷房病(クーラー病)の症状と対策|THEAR | THEAR 輻射パネル冷暖房シアーインフォメーション
メリット・デメリットをいくつか考えてみて、それぞれの生活スタイルや状況に応じて、賢く使い分けることが重要だなと感じました。
日中の外気温が高い時間帯(9:00~18:00)では、エアコンをつけっぱなしにするほうが、トータルの消費電力が下がる傾向にあります。なぜならば、外気温とエアコンの設定温度との差が大きいと、エアコンの起動時の消費電力が大きくなってしまうからです。
頻繫に、エアコンをつけたり消したりするということを繰り返していると、エアコンが起動するたびに多くの電力を消費しますし、その回数も増えてしまいます。とくに、日中の時間帯は、エアコンの起動回数を極力減らすことが望ましいでしょう。
起動回数を減らすためにも、短時間の外出(数分~1時間程度)であれば、エアコンを消さないほうがよいでしょう。1時間以上の外出であれば、つけっぱなしにせず、一度エアコンを消し、帰宅後にエアコンのスイッチを入れたほうが、電気代を抑えられる可能性が高いです。しかし、前述したように、外気温や起動回数が影響することを考慮して、無理のないように利用するのがよいのではないでしょうか。少しでも節電ができるように、外出する時間のことも考えながら、賢くエアコンを使用しましょう。
・つけっぱなしにすることで、暑さによる不快感と、「エアコンの電源を消したかな?」のストレスを軽減
・暑くて目が覚める心配がなく、快適な睡眠につながる
・日中の外気温が高い時間帯(9:00~18:00)では、つけっぱなしがオススメ。起動時の消費電力が大きくなってしまうことを考慮し、起動回数を減らす
・短時間の外出(数分~1時間程度)なら、つけっぱなしが省エネ
輻射パネル冷暖房とは、輻射(放射)エネルギーの移動原理を使って作られています。輻射とは、伝導、対流、輻射の3種類ある熱エネルギー伝達方法の1つであり、熱エネルギーが空気や物体を介さず放射効果によって伝わる熱伝達の現象です。輻射式冷暖房システムは、その「輻射」の熱伝導を直接人体に対して行うことから、自然に限りなく近い理想の室内環境を実現し、私たちの生活空間に癒やしを与えてくれます。
シアーについて詳しくは以下のページをご確認ください
輻射パネル冷暖房は、基本的に24時間運転を推奨しています。これは、単に省エネ効果を促進するためだけではなく、主に物体間の熱交換を行う冷暖房方式であるため、継続運転をすることによって建物および室内の温度を一定に保つことができ、より快適かつ効率良く冷暖房ができるという理由からです。
省エネ効果については、立ち上がり時の消費電力を抑えるとも継続運転を推奨する大きな理由ですが、それ以外にも理由があります。輻射パネル冷暖房は水(不凍液)を循環させる冷媒方式となっており(一部違うタイプもございます)、冷媒は液体のほうが気体に比べて比熱が大きいため、エネルギー効率が良く、熱源機の負荷を低減します。また、室内機は無動力のため、搬送エネルギーも大幅に削減することができます。これらの理由から、当社は24時間運転を推奨しています。また、使用する地域や生活スタイルなどによって、リモコンやスマートフォンにてタイマー設定をすることで、よりエネルギーの節約ができます。